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お世話になっております。
日本エレクトロセンサリデバイス株式会社 竹迫です。
今回のお題は・・・

選び放題!ハイスピードカメラの新製品
もう1年が終わるんですか、信じられません・・・と毎年言っている気がしますが、 やっぱり今年も信じられません。時の流れは早いです。

さて、そんな中ワクワクする話題で、今年のメルマガを締めくくりたいと思います。
代理店をさせていただいているLucid Vision Labs.TM社より新製品大量リリースされています。
Lucid Vision Labs.TM社は産業用カメラ・GigE Visionに特化して、 ユニークなカメラを世に送り出しているカナダ発のメーカーです。
そちらから新製品の情報が相次いで発表されていますので、 今回はそちらをまとめてご紹介していきたいと思います。

目次

2.5, 10, 25・・・どんどん速くなる高性能カメラ♪

現在GigE Visionとだけ書いてある場合は、 1GigEといわれる帯域でデータを転送するカメラと認識していただいてほぼほぼ間違いありません。
ですが、GigE Visionの規格には、どんどん帯域の大きなものが追加され、それに対応したカメラも登場しています。
Lucid Vision Labs.TM社でも、以前から5GigE, 10GigEといわれる 高速転送モデルに対応したAtlasシリーズがリリースされていました。
今回の新製品では、Triton, Atlasそれぞれのシリーズから、新しい帯域のカメラが登場しています。

Helios2からWideが登場!

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初代モデルHeliosから始まり、Helios2, Helios2+と順調に進化を重ねてきたToFカメラ、Heliosシリーズから、画角の大きいHelios2 Wideが登場しました。
監視系のアプリケーションにはピッタリではないでしょうか。

下の図をみると一目瞭然ですが、かなりとらえられる範囲が広くなっています。
今まであきらめていた近距離での広範囲監視が可能になります。
ただ注意点としては測定精度の保証できる距離は短くなっていますので、 遠距離監視については引き続きHelios2+などをご検討いただくのがよいかと。
これだけたくさんモデルがあれば、検討できる範囲も広がると思います。
気になる方は貸出なども可能ですので、お声がけください。
Helios Wide画角
Helios Wide
従来のHelios

イベントベースデータって何?特殊センサ搭載カメラ☆

Lucid Vision Labs.TM社は偏光、近赤外線など特殊センサ搭載のカメラも 多数ラインナップしています。
今回の目玉は何といってもイベントデータを出力してくれるカメラ!
「イベントベースデータ」とは、輝度値変化があった場合に 変化した座標を出力してくれるカメラです。
監視カメラなどでよく動いている人に四角がついて 「認識」している形になっている映像がありますが、あのイメージが最も近いです。
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またUVセンサ付きAtlas, SWIRのTriton版(今まではAtlasのみ)も登場しました。
UVセンサは今回初登場です。
200~400nmの波長をとらえられるということで、 UVに反応するインクなど特殊印刷はもちろん、 可視光カメラだととらえられない透明素材の傷、 非常に細かい擦り傷系の検出にも有用です(拡散しやすい波長のため)。

近赤外線カメラについては5月配信のメルマガ記事 をご参照いただければと思いますが、 今までAtlasシリーズで高速転送機能も付いていたので、 ただでさえ高価なSWIRカメラがよりお高く・・・という感じになっておりました。
それがシンプルなTritonシリーズになることで、 コストパフォーマンスの高いカメラになるのではないかなと思います。

採用事例を知りたい方はこちら!

Lucid Vision Labs.TM社は12/7~12/9にパシフィコ横浜で開催されている、国際画像機器展にもご出展されています。
さらにその最終日12/9には、 Lucid Vision Labs.TM社 吉田様によるセミナーも開催されます。
タイトルは「マシンビジョンカメラの多様性と発展性(新たな用途、新たな技術)」。
産業用カメラのトレンド変化や、最新の採用事例などがご紹介いただけるようです。
ご興味のある方は下のバナーリンクから、ぜひご確認・お申込をどうぞ!

技術情報ページリニューアル

ここからはNED関連の情報アップデートになります。
NEDのホームページ、プチリニューアルです。
技術情報のページだけずっと旧式ホームページだったのですが、ようやく新ホームページが完成しました!
ユーザの皆様に使い勝手の良いホームページにするべく、日々ホームページ制作担当が頑張ってくれています。
これからもマイナーチェンジは加えつつ、どんどん情報を追加していきますので、 カメラ関係でう~ん困ったな・・・と思ったらNEDのホームページをのぞいてもらえると嬉しいです。
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オンラインセミナーのご案内

今回ご紹介しているような最新のカメラは、多機能で痒い所に手が届く設計になっているものが多いです。
しかし、その細かい詳細機能をフル活用し、現場全体をシステム化していくのは簡単なことではありません。
かといって、丸っとパッケージになっているものを導入したらうまくいく・・・わけでもないのが現実です。
NEDではカメラメーカーならではの視点で全体をアレンジさせていただいています。
システム全体をどう考えて構築していくかについて、11月から月1回お話しておりますので、 ご興味ある方はぜひご参加ください♪
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今すぐ進む!
検査自動化までの道のり
・検査の自動化って?
・自動化の工程を分解しよう
・工程ごとの難易度を検討しよう
・Q&A
日程:11/17 13:30~14:30
202210 22
今すぐ決まる!
判定手法は画像処理?or AI?
・判定って突き詰めると・・・
・AIで判定って、結局何しているの?
・比較検討!画像処理 vs AI
・Q&A
日程:12/22 13:30~14:30
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今すぐ使える!
並列検査を徹底解説
・並列検査とは?
・ポイントは1つ!待ち時間ゼロ!
・盲点はココ…ハードウェアの選定
・Q&A
日程:1/26 13:30~14:30
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今すぐ組める!
TechViewでの検査フロー
・オブジェクト指向とは?
・これがイチオシ!おすすめ機能
・実際にフローを組んでみよう
・Q&A
日程:2/16 13:30~14:30
NED 営業小ネタ
あっという間に師走ですね。
師も走る月ですが、皆様もきっとお忙しくされていることと思います。
NEDも12月はお客様やパートナーの締月であったり、 年末にメンテナンスをしてほしいという工場があったり、 通常期に輪をかけて忙しくなる印象です。

今年を振り返ると、コロナ第7派、半導体不足、原価上昇、そして今も進行中ですが円安・・・
と、特に製造業には厳しい年だったといわざるを得ないのではないでしょうか。
ここまで誰にとっても激動!みたいな要素が詰めあわされた年はなかなか珍しいですよね。
NEDとしては、半導体不足に対応するためカメラを全機種改版したり、 海外メーカーの代理店をしている影響で為替の推移にハラハラしたり、 技術も営業も世情に振り回される一年でしたが、 なんとか乗り越えることができたかなと感じています。
来年は足元を固めて、落ち着いて営業活動に励みたい所存です。

個人的には年後半に身内の不幸が続き、悲しむ暇もないほど忙しかったので、 来年こそは親戚一同穏やかに過ごせるよう、初詣で健康祈願してこようと思います。
皆様もお体に気を付けて、健やかによいお年をお迎えください。